閑話.1

不思議なワールド

海は広いな大きいな

こんにちは、エビフライです。今回は、思いがけず広い海にひとりで漂うことになった話をお届けします。

すべての始まりは、ちょっとした冒険心からでした。気がつけば私は、誰もいない広い海の真ん中でぷかぷかと漂っていました。空には雲ひとつなく、どこまでも広がる青い海。周りを見渡しても、地平線がただ円を描いているだけで、どこにも陸地は見えません。

最初は少し不安でした。こんな広い海の中で、一体どうしたらいいのか、どこに行けばいいのか、まったくわからなかったからです。でも、浮かんでいるうちにその不安は次第に消え、代わりに不思議な安らぎが心に広がってきました。

波に揺られながら、私は自然のリズムに身を委ねてみました。太陽の暖かさを感じ、波の音を聞いていると、まるで海そのものと一体になったかのような気分になりました。こんなにも広い世界で、私一人だけがぽつんといる。それなのに、不思議と孤独を感じることはありませんでした。むしろ、私はこの広大な海に包み込まれているように感じました。

漂い続ける中で、私は「ただ存在する」ということの意味を考えました。何かをしなくても、どこかに急がなくても、ただここにいるだけで、すでに満たされているのかもしれない。広い海の中で感じた静寂は、私に「今この瞬間」を大切にすることを教えてくれました。

風が少し強くなり、波も少し荒れてきた頃、ふと、遠くに小さな島影が見えました。私は少しずつその方向に向かって流れていきました。新たな冒険の始まりかもしれませんが、今はただこの海の旅を楽しむことにしました。

実の所、そんな深いことは考えていないエビフライ

この広い海でひとり漂う中で、私はふと、自身の生まれた場所はどこなのだろうと思いました。エビフライってどこから生まれてくるのでしょうか。

とはいえ分からないことは分かりません。これからどんな風景が待っているのか、どんな経験ができるのかも、まだわかりません。でも、どんな状況でも楽しむことができるという自信が、今回の漂流で少しだけついた気がします。

それでは今回はこの辺で

閑話でした。

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